
「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」は、どちらも2週間交換タイプのシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズです。
「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」。名前は違うけれど、実はこれら二つのコンタクトレンズは、知る人ぞ知る「双子」のような関係なんです。どちらも2週間交換タイプのシリコーンハイドロゲルレンズで、高い酸素透過性と快適な装用感が魅力。しかし、同じレンズなのに、なぜ名前が違うのでしょうか?この記事では、そんな二つのレンズの違いを徹底的に比較し、どちらがあなたにぴったりなのかを解説します。コンタクトレンズ選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
結論|ロートモイストアイとバイオフィニティは同じレンズ!
結論から言うと、「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」は、レンズのスペックは全く同じです。
「ロートモイストアイ」は、ロート製薬が販売するコンタクトレンズですが、製造しているのはクーパービジョン社です。つまり、「ロートモイストアイ」は「バイオフィニティ」のOEM製品というわけです。
OEM製品とは、あるメーカーが製造した製品を、別のメーカーが自社ブランドで販売する製品のことです。そのため、レンズの性能や品質は全く同じですが、パッケージや価格が異なる場合があります。
OEM商品例を挙げると、メニコンの「メニコンワンデー」とクーパービジョンの「ワンデーアクエア」も同等の製品です。
ロートモイストアイとバイオフィニティ|違いを徹底比較

では、「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」の違いは何でしょうか?ここでは、以下の3つのポイントに絞って比較してみました。
- スペックの違い
- 価格の違い
- 購入方法の違い
スペックの違いを比較
「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」のレンズスペックは全く同じです。
項目 | ロートモイストアイ | バイオフィニティ |
レンズ素材 | シリコーンハイドロゲル | シリコーンハイドロゲル |
含水率 | 48% | 48% |
酸素透過係数(Dk値) | 160 | 160 |
酸素透過率(Dk/L値) | 130 | 130 |
UVカット | あり | あり |
交換期限 | 2週間 | 2週間 |
販売元 | ロート製薬 | クーパービジョン |
製造元 | クーパービジョン | クーパービジョン |
高度管理医療機器 | 該当 | 該当 |
医療機器承認番号 | 22200BZX00714A02 | 22200BZX00714A01 |
価格の違いを比較
「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」の価格は、販売店によって異なります。
一般的に、「ロートモイストアイ」の方が「バイオフィニティ」よりも若干安い傾向があります。ただし、キャンペーンや割引などによって価格が変動するため、購入前に必ず確認するようにしましょう。
順位 | ロートモイストアイ | 1箱価格(税込み) | 備考 | バイオフィニティ | 1箱価格(税込み) | 備考 |
最安値 | 激安コンタクト通販レンズクイック
![]() | 2,100円 | 全箱送料無料 | 激安コンタクト通販レンズクイック
![]() | 2,378円 | 4箱以上送料無料 |
2位 | アイ・ライフ・コンタクト
![]() | 2,390円 | 全箱送料無料 | アットレンズ
![]() | 2,379円 | 全箱送料無料 |
3位 | コンタクトレンズ専門店「クリアコンタクト」
![]() | 2,400円 | 全箱送料無料 | レンズアップ
![]() | 2,830円 | 4箱以上送料無料 |
(注:実際の価格は、変動いたしますので各社の公式サイトでご確認ください。)
購入方法の違い
「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」は、どちらも眼科やコンタクトレンズ専門店、インターネット通販などで購入できます。
ただし、「バイオフィニティ」は高度管理医療機器のため、眼科医の処方箋が必要です。一方、「ロートモイストアイ」は高度管理医療機器ですが、処方箋なしで購入できます。
ロートモイストアイとバイオフィニティ|どちらがおすすめ?

では、「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」は、どちらがおすすめなのでしょうか?
ロートモイストアイがおすすめな人

- 少しでも安く購入したい方:
- 「ロートモイストアイ」は、「バイオフィニティ」よりも若干安い傾向があります。
- 処方箋なしで手軽に購入したい方:
- 「ロートモイストアイ」は高度管理医療機器ですが、処方箋なしで購入できます。
- コンタクトレンズ初心者の方:
- 「ロートモイストアイ」は、うるおい成分が含まれており、つけ心地が柔らかいため、コンタクトレンズ初心者の方にもおすすめです。
- ドライアイの方:
- 「ロートモイストアイ」は、高い保水力があり、乾燥しにくいレンズです。そのため、ドライアイの方にもおすすめです。
- 長時間コンタクトレンズを使用する方:
- 「ロートモイストアイ」は、高い酸素透過性があり、目に負担がかかりにくいレンズです。そのため、長時間コンタクトレンズを使用する方にもおすすめです。
- 毎日ケアしてるのにレンズのくもりが気になる方
- レンズが目にはりつく感じがする方
- 目が疲れやすく、思わず目頭を押さえてしまう方
- バイオフィニティを使っている方
「ロートモイストアイ」は、快適なつけ心地と高い機能性を両立したコンタクトレンズです。
バイオフィニティがおすすめな人

- 眼科医に相談しながら購入したい方:
- 「バイオフィニティ」は、眼科医の処方箋が必要です。そのため、眼科医に相談しながら、自分の目に合ったレンズを選びたい方におすすめです。
- 安心感を重視したい方:
- 「バイオフィニティ」は、クーパービジョンという世界的なコンタクトレンズメーカーが製造しています。そのため、品質や安全性に安心感を求める方におすすめです。
- 高品質なレンズを求める方:
- バイオフィニティは、シリコーンハイドロゲル素材の中でも特に酸素透過性が高いレンズです。そのため、目の健康を重視する方や、長時間コンタクトレンズを使用する方におすすめです。
- ロートモイストアイと同じ品質を求める方:
- ロートモイストアイとバイオフィニティはレンズのスペックは全く同じです。ですので、ロートモイストアイを現在使用している方にもおすすめです。
- その他
- コンタクトレンズの購入に際して、眼科医による適切な検査と処方を重視する方。
- 信頼できるメーカーの製品を安心して使用したい方。
- レンズの品質、安全性、およびアフターケアを重視する方。
「バイオフィニティ」は、高品質で安全性の高いコンタクトレンズを求める方におすすめです。
まとめ|ロートモイストアイとバイオフィニティで迷ったら
- 「ロートモイストアイ」と「バイオフィニティ」は、レンズのスペックは全く同じのOEM商品です。
- 「バイオフィニティ」は、眼科医の処方箋が必要です。
- 「ロートモイストアイ」は処方箋なしで購入できます。
- 「ロートモイストアイ」の方が「バイオフィニティ」よりも若干安い傾向があります。
- 「バイオフィニティ」の処方箋をお持ちでない方にはロートの「モイストアイ」がおすすめです。